こんにちは。
「カウンセリングの受け方」シリーズの投稿3回目です。

なぜ、カウンセリングの受け方について書こうと思ったのか?
それは、私が過去に13年間で500回以上のカウンセリングを受けた経験者として感じたことをお伝えし、「カウンセリングに対する敷居の高さ」を無くしたいと思ったからです。

また、1回カウンセリングを受けたことがあるけどよく分からなかった・・・などという方にもぜひお読みいただけましたら嬉しいです。

【目次】
vol1.コミットする
vol2.時間を有効に使う
vol3.相性について
vol4.お願いしていい
vol5.依存しないコツ
vol6.あなたの才能

今日のトピックはカウンセラーとの相性について。
人間と人間の関わり、しかも日常生活ではそうそう話しにくいことも開示するわけですから、相性は大事だと思います。

日常生活でも、あの人には話しやすいけど、あの人には話しにくいなどありますよね。人間なのでそれは誰しもあることかと思います。

私はクライアント側だった頃「この人にならこれからも話を聞いてほしい」と思う方に出会うまでに、お試しセッションを数々受けました。5人以上は受けたと思います。

最初の相性のポイントは人それぞれだと思います。親身になって聞くというのは当たり前なので置いておくとして・・・
・自分の口から躊躇なく何でも話せる
・性別や年齢や境遇が近い(逆に遠い)
・穏やかな時間を共有できた
・初回でもちょっとした気づきがあった
・直感
実は、最後の「直感」が一番の頼りかもしれませんね。

そして、一度この人にお願いしようと思ったら、そこからはコロコロ変えない、カウンセラージプシーをしないことが大事だと私は思っています。

なぜなら、カウンセラーとの関係には、他の人間関係の「転移」が現れることも多いからです。
例えば、親・保護者と自分の関係、きょうだいと自分の関係における感情(愛着、依存、葛藤など)がカウンセラーとの関係に転移となって現れるなどです。

クライアント側もこれを知っていれば、カウンセラーとの関係性に対して上記のような感情が起こった場合、親との関係が現れているのかな?など「気づき」のきっかけにすることができます。

上記のような感情がきっかけでカウンセラージプシーをしてしまうと効果も現れにくくなりますし、カウンセラーを変えても同じことを繰り返してしまう可能性もあります。ですから感じていることをカウンセラーに話し、セッションで扱うことが大事だと私は思っています。

・最初の直感を大切に
・コロコロ変えない

以上の2点をどうぞご参考になさってくださいね。