このブログでもよく使っている、「自己肯定感」という言葉。

しかし、たまに混乱を招いてしまっているかなと感じることもあり、改めて「自己肯定感」について書いてみたいと思います。

自己肯定感を「高める」と言うと、自信がある状態や、自分が好き、といった、かなりイケてる状態をイメージされる方もいらっしゃるようです。

なので、私は「高める」という書き方はなるべくしていません。
その代わり、自己肯定感を「取り戻す」という書き方をしていることが多いと思います。

「取り戻す」とはどういうイメージか、改めてこのブログで書いてみますね。

生まれたばかりの赤ちゃんは、おなかがすいたら泣く、おむつが気持ち悪かったら泣く、といった快・不快を表現しています。

そこに、自分なんて生まれてこなきゃよかった、とか、自分は価値がない人間だ、などという感情はありません。

そんなまっさらな状態から、いろんな経験を経て、だんだんとネガティブなセルフイメージを刷り込んでいってしまうのですね。

なので、「自己肯定感を取り戻す」とは、まっさらとまではいかなくても、自信満々でもなければ、自己否定でもない、ニュートラルな状態をイメージしています。

自分が嫌いなときもあれば、自信が持てる時もある。いろんな自分を理解した上で、「こんな私もあり」「これも私」といった、存在の肯定や、自己受容ができる、そんなイメージです。

こう書くと、頑張り屋さんな皆様は、「自分の嫌いなところを変えたいんです」「これでいいなんて到底思えない」と思うかもしれません。

もちろん、変わりたいという気持ちがある場合、変える努力をして望む結果が得られれば、大きな成功体験となるでしょう。

私も、かつてそんな思いを抱き、カウンセリングやコーチング、セラピーに勤しんでいましたし、その気持ちと行動は心から応援したいんですよ!

ですが、「なかなか変われない自分(=ダメな自分=自己否定)」に囚われすぎていないか、チェックしてみてほしいのです。

あの頃よりは、ちょっとはよくなっている部分がありませんか?

今は後退していても、前に進めていた頃もあったのではないでしょうか?

100%完璧でなくても、努力している自分を認めてあげてください。ちょっとでも前進している自分、3歩進んで2歩下がっても、一歩進んでいる自分を認めてあげてください。

その自己受容の積み重ねが、あなたが目指すゴールへと導いていってくれるのかもしれません。

あまりに自己否定に慣れすぎていると、「自分を褒めてあげましょう」「自分のいいところを認めてあげましょう」なんて言われた日には、余計に苦しくなってしまうこともあるかもしれません。

その「自分を認める」ことさえ、完璧じゃなくていいんですよ。

白黒思考、完璧主義をゆるめて「ニュートラル」を目指してみてくださいね。

ひとりで難しい時は、カウンセリングやコーチングを頼ってください。
お待ちしています。