こんな女性のお話があります。
転職しても、異動しても、なんとなくいつも上司とうまくいかない・・・。
上司とは、この方の場合は「年上の男性」を指しています。
そこで、私はこうお伝えしてみたいんですね。
「お父さんとの関係性を癒しましょう」と。
えっ、お父さん!?と驚かれるかもしれませんが、両親との関係性が、家族以外の関係性に影響するというのはよくあることです。
女性だと、特にお父さんとの関係性は「異性関係」に表れますが、「仕事上の上司」にも表れることがあるように思います。
無意識で、同じようなコミュニケーションをとってしまうんですね。
たとえば、情緖不安定で精神的に弱く、頼りないお父さんの姿が家庭であったとします。
そんなお父さんが嫌いで、「なんでいつも怒鳴るの!」と怒りを抱えている一方、そんなお父さんを助けてあげたい、でも助けてあげられないという無力感を感じていたり、そこに心から拒絶できない「愛」があるんです。
(本人は無意識)
そこで、異性関係だと、なんとなく影があって助けてあげないといけないような男性ばかり好きになり、面倒をみてしまう。
上司だと、なぜか自分にばかり八つ当たりされる、仕事を無茶振りされる目に遭遇する。あるいは、上司にたてついてしまい、コミュニケーションがうまくいかないなど・・・
幼少期につくられた「パターン」というものは、なかなか心の奥深くまで浸透しているため、同じようなことを家庭の外界でも繰り返しがちなんですね。
でも、大丈夫です。
なんとなく自分の対人関係に「パターン」があるなと感じたら、過去を癒すチャンス!
・いつもDV男ばかり好きになる
・いつも浮気される
・いつも上司のパワハラに遭う
・いつも自分だけ上司からの当たりが強い
などなど・・・
これは、特に何かをしなくてはいけないわけではありません。
ただ、「パターンに気づく」それだけでOKです。
パターンに気づいて、このパターンはどこから来るのかな?と、心の深淵を探ってみる。
無意識を意識化できれば、また同じようなパターンにはまりそうになったとき、「脳内アラート」が出ますから。
徐々に、人生を変えていけますよ。
うまく自分を良い方向にもっていけるようになります。
時間がかかる人もいるかもしれませんが、進みが早い人は早いです。
ぜひ参考にされてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。