就活の時に「自己理解」を行い、就活の軸を定めてから業界や企業を見ていくのと同じように、婚活も「自己理解」が最重要課題です。

ですが、この自己理解がまあ難しいのです。

私もかつて婚活疲れで死にかけていたことがあるのですが、振り返ってみると、自己理解がまったくできていなかったな、と思います。

私の失敗例

私の場合、初めて婚活をはじめたのは37歳の時でした。

その頃、私は会社員でしたが、まもなく独立するために法人を設立するつもりでいました。

そのため、「自営業に理解がある人でないと」と思い、自営業の方ばかりに申し込んでいたのです。

ですが、これが間違いのもとでした。

悩む女性の画像

私は、おだやかで温かい家庭がほしかったんです。休日は家族でのんびり過ごしたり、夜はみんなで食卓を囲んだり。

ですが、自分も自営業だから思うのですが、自営の人って、24時間365日、仕事のことを考えていますよね。まして、会社を経営してたりしたら、忙しくて家にいる時間もほとんどないかもしれません。

そういう人と結婚して、私が「こんなはずじゃなかった」と思う可能性も大いにあるわけです。

そもそも、自営業で婚活してる男性は、自分と同じように自営でバシバシ働く女性より、自分の生活の質を高めてくれる、家庭的な女性を求めていることが多いんです。

こんなちぐはぐでは、婚活疲れして当然なんですよね。

結果、私はワークライフバランスのとれるホワイトな企業に勤めている、会社員の夫(ただし自営業には理解がある)と結婚したのですが、夫がのんびり子どもと戯れている横でブログを書いたり、夫が子どもを見てくれている間に仕事をしているわけです(笑)

休日はのんびりお出かけしたり、夜は食卓を囲んで、頑張ってつくった料理を食べてもらったり、描いていた家庭がここにあります。

* * *

もう一つの失敗例ですが、私は父親がまだ若いうちに突然亡くなったため、年下にこだわっていました。年上だと、自分より早く死んでしまう!そんなの悲しすぎる!と思っていたんですね。

当時の仲人さんが、かなさんは年上の方が合ってると思う、とおっしゃっていたのですが、私は全く聞く耳をもたず、せいぜい4歳上くらいまでしか申し込んでいませんでした。

自分が37歳なのに・・・・・・・・・・・・・・撃沈

夫は4学年上なのですが、結婚してみて、私みたいに「甘えるのが苦手」「しっかり者の長女体質」「不安を感じやすい」「怖がり」なタイプは、年上でよかったかな、とも思います。年下だと、相手がどんなにしっかりもので器の大きい男性でも、私がうまく甘えられなかったかもしれません。

家族の写真

私の失敗例は一例なので、もちろん、世の中には、それぞれが自営をしていて切磋琢磨している夫婦、頼りになる年下の男性と結婚している女性もいると思います。

あくまでも、ここで私がお伝えしたかったのは、

自分の自己理解って、当てにならない

ということ。

一度、婚活を諦めて、仕事に邁進し、再度婚活をしたときは、この「自己理解」の精度が高かったんですね。

・自分が手に入れたい家庭はどんなものか
・その時、どんな家に住んでいて、誰がいて、何をしているのか
・どんな男性の隣にいたら笑顔でいられるのか
・そもそも自分の性格ってあらためてどんなものか

相性の良い仲人さんと出会って、二人三脚でこれらの「自己理解」を深めたからこそ、2度目の婚活はうまくいったのだと思います。

私は思いました。仲人さんって、キャリアコンサルタントやキャリアコーチ(カウンセラー)と同じなんだなって。

さあ、このブログをお読みいただいたみなさま、自己理解の深度はいかがでしょうか?

あなたが「理想のパートナー」だと思っている人物像は、本当にあなたを幸せにしてくれる人でしょうか?

一人だと、本当に難しいんです。

婚活の自己理解は、第三者の視点を借りるのがおすすめです!

あなたの幸せを応援しています!