先日、夫との会話で気づいたことがあるので、ブログにしてみますね。

夫は「効率」を重視する人なので、待つことがあまり好きではありません。
私も仕事では効率重視ですが、プライベートではおいしい食べ物を求めて行列に並ぶのとかは平気です(笑)

子どもがいると、お出かけの支度もバタバタしてしまい、自分の身支度が最後になって大慌てで化粧したり日焼け止めを塗ったり着替えたり…その度に「夫を待たせてしまっている!急がなきゃ」と思っているんですね。「まだ?」と言われて、ドタバタドタバタ・・・

先日のお休みは久しぶりに夫はケンタッキー、私は隣のマクドナルドでテイクアウトすることになったのですが、マックが混んでてだいぶ待ったんですよね。
お待たせーというと、「すいぶん長かったね」と言われたんです。

そしてその1週間後、私はコンビニで荷物を送るため、夫と子どもはお店の外で待っていました。
店員さんが研修中の方でちょっと手間取っていらっしゃり、そこそこ時間がかかりました。
終わって外に出ると、「すいぶん長かったね」とまた言われました。

そこで私がなんだかモヤモヤしてしまい、「なんでいつも長かったね、とか言うの!」と怒ってしまったんですね(笑)

すると夫はキョトンとした顔で、「え、別に責めてるわけじゃないのに。どうしたのかなと思っただけ」と言ったんです。

そのとき、私は気づいたんですね。
確かに、夫は「まだ?」とか、「長かったね」とかは言うんですが、「早くしてよ」とか「遅いよ」などは一切言ったことがなく、確かに嫌そうな顔をしないで待っている。

私が勝手に「早くしなきゃ」と待たせていることに罪悪感を感じていただけなんです。

「お店、すごい混んでたよ、お待たせー」で済むところを、「責められている」と感じてしまっていたのは私だったんですね。

今回ご紹介したのは夫婦間の些細なことなのですが、私がお伝えしたいのは、

「自分で自分を責めていると、人からも責められていると感じやすい」ということ。

仕事の場面、友達関係など、あらゆる人間関係でも言えることだと思います。


例えば、「業務改善の意見を言ったら逆ギレしてきた上司」を思い浮かべてください(笑)

もしかしたらその上司は、自分がマネジメントできていないことを指摘されたと感じてしまったのかもしれません。


自分はうまくできていない、自分はダメだ、自分は迷惑をかけている・・・そんなふうに自分で自分を責めていると、他人のなにげない言動でも、「責められた!」とマイナスの反応をしやすくなってしまうんですね。

逆ギレはしなくても、傷ついたり、人間関係を面倒に思ってしまうこともあるかもしれません。


自分で自分を責めることなく、適切に認めてあげられていれば、過度に傷つくこともないんです。

人間関係が面倒に思ってしまうのも、根底に「迷惑をかけたら」「嫌われたら」という恐れがあるのかもしれません。

このブログの主題でもある「自尊」「自愛」の大切さが、ここでもまた登場してきました。

「自尊」「自愛」とは、大袈裟なことではないんです。


「私って、こういういいところもあるし、こういうところは改善したいところだわ」
「私って、こういうときはついこうなっちゃうのよね、でもこういうときは元気な私でいられるわ」


そんなふうに、偏りのない目線で自分を見てあげるだけでもいいのかなと思います。

自分が自分のよき理解者になってあげること。そんな自分でもちゃんと愛されると自分を信頼すること。

この地球で、あなただけがダメってことはないですからね。


これは、「自分の中に自分のカウンセラーを持つ」ことで鍛えることができます。
自分の中にカウンセラーを持つことができるようになると、頻繁にカウンセリングを受けなくても大丈夫になります。

ぜひその練習の場にも、カウンセリングをご利用ください。

お読みいただきありがとうございました!
ぜひ、他の記事も読んでみてくださいね。